ガーデンどうぶつ病院では5月31日まで、検診キャンペーンをおこなっております。
血液スクリーニング検査を ¥7000でうけることができます。
内容は、血球計算(白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット,血小板数)
生化学検査16項目(総蛋白 アルブミン 尿素窒素 クレアチニン 中性脂肪 総コレステロール ALT AST γーGTP ALP カルシウム リン リパーゼ、Na K Cl)です。
結果は 1週間ほどでお伝えできます。
ワンちゃんはフィラリアの抗原検査の時期ですので、フィラリア検査の採血時に同時に検査することができます。(フィラリア抗原検査は¥2000です)
シニアの子はもちろん、若い子でも、うまれつきの病気を早期に発見できることがあります。
年に1回は検査をしておくと安心です。
佐藤の愛猫 ぷりんちゃん の例をお話しします
2000年に盛岡のりんご園でうまれた子猫をもらい、ずっと一緒にくらしています。ガーデンどうぶつ病院のロゴの茶色いほうの猫ちゃんです。(もう1頭のチャップという白黒はちわれ猫と姉弟です)
今年で16歳になります。 毎年誕生日に血液検査をしています。
2014年、14歳の誕生日の血液検査でAST ALTの高値がみられました。
まったく元気で食欲もあり、健康だとおもっていたので、びっくりしました。
レントゲンや超音波検査を行いましたが肝臓に異常はなく、追加のホルモン検査で甲状腺機能亢進症であることがわかりました。
そういえば、以前よりよく鳴いたり、ごはんを催促していたり、体の毛が束になって抜け落ちずにのこっているところがあったり。(どれも甲状腺機能亢進症の症状です)
甲状腺機能亢進症は高齢の猫に多い病気で、進行すると心臓がわるくなったり、高血圧の影響で網膜はく離をおこし、失明することもあります。
幸い、プリンはまだホルモン値、肝数値以外には異常はでていませんでした。
食事でコントロールする治療もありますが、ちゃっぷとぷりんは、毎晩おいしい猫缶を食べるのを楽しみに暮らしているので、ホルモン治療薬での治療を始めました。
1ヶ月後の検査ではホルモン値も肝酵素も正常にもどり、1年半たつ今も投薬はつづけていますが、まったく元気にくらしています。
検診の大切さを実感いたしました。
ほんの1ml程度の採血でひととおりの検査ができますので、ご希望の方はお申し付けください。